55歳の時、私は初めての海外一人旅に挑戦しました。
あれからもう5年以上経とうとしています。
今思えば、あの旅が私の世界を広げてくれた気がします。
当時の不安とワクワク、今だからこそ気づけたことを記していきます。
まずは準備編です。
なぜ一人旅
「いつかは海外に一人で旅に出てみたい」とずっと思っていました。
学生の頃から、海外には興味があり、社会人になってからオーストラリアに半年の短期留学の経験はありました。
一から自分で学校探しからホームステイ先、航空券の手配等 全部やりました。
早朝のシドニーの空港にひとりポツンと、迎えを待つ間の心細さを覚えています。
あの時の経験が、今回1歩踏み出す後押しになっているのかもしれません。
なぜひとり?
友達や家族と行く旅とは全然違う、何かが得られるからです。
ただ、若い頃は怖いもの知らず。
50代になってから海外一人旅はなかなか勇気が。。。でも、やってみたい この思いはしつこく消えませんでした。
行き先はタイ・バンコク
行き先に選んだのは、”微笑みの国”タイの首都バンコク。文化も食も魅力たっぷりの都市です。以前娘と旅した経験もあって、街の様子もわかるし、電車の路線図など、馴染み安い印象がありました。
最初は、ヨーロッパを10日くらい、、、と大きな事を言ってましたが、実際ひとりでとなると、怖くて、近いアジアになり、しかも一度行ったことのあるバンコク。そして、日程も3泊4日と短くなりました(笑
事前の準備
航空券
航空券はスカイスキャナーから検索して、
福岡から直行便が出ている安心なタイ航空にしました。
ホテル
ホテルは奮発してヒルトン!
『ミレニアム・ヒルトン・バンコク』です
タイだと高級ホテルが割安に泊まれます。
一人旅で安全重視で行きたいし、もし、外に出歩く気になれない場合ホテルライフを楽しめばいいと思ったからです。
このホテルに辿り着くには、電車を2度乗り換え、それから船着場からシャトルボートで向かいます。

このホテルに無事辿り着けるかが、一番初めのミッションです!
旅行保険
保険も必須!
私が持ってるクレジットカードには手厚めの海外旅行保険が付いています。
それだけでは心細いので、プラス海外旅行保険の少額のタイプに加入しました。
そして、もし必要になった場合どうすれば良いかをプリントアウトし、熟読し、クリアファイルに入れて用意しました。
SIMカード

今のようにe-SIMはまだなかったので、前もってAmazonで購入しました。
飛行機の中で差し替えます。
この時、抜いたSIMを絶対無くさないようにしないと帰国してから困るので、そこは慎重に!
現地通貨
タイのスワンナプーム空港に着いてから両替すると良いとの情報で、現地で。
その両替ショップの位置も念入りに確認しておきます。
現地通過のタイバーツはすぐにゲットしておきたいので。
アプリ
前もってインストールしたアプリは3つ。Grab ,MAPS .ME ,Transit
Grabは
東南アジアで定番の配車アプリ。タクシーやバイクタクシーを簡単に呼べます。値段も事前に表示されるので、ぼったくりの心配もなし!現地の移動が一気に楽になます。
MAPS.MEは
オフラインで使える地図アプリ。事前に地図をダウンロードしておけば、ネットがなくても現在地がわかるので海外旅行にぴったり。観光地やレストランの情報もけっこう載っていて便利!
Transitは
公共交通機関のルート検索アプリ。電車やバスの時刻表、乗り換え案内を一発でチェックできる優れモノ。都市によってはリアルタイムの運行情報も表示されるので、旅行中の移動がスムーズに。
※ネットに繋がらないことがなかったのでMAPS.MEは結局使うことはありませんでした。
ゆっくり過ごす準備
現地に行かないと、自分の気持ちがどう動くのかわかりません。
アクティブになるのか、あまり動けずに終わるのか、体調は、、、
ホテル時間が長くなる場合を考えて、文庫本と、やりかけの刺繍のセットをもっていきました。
ホテルにはプールもジムもあるし、朝食ビュッフェもついているので、一日ホテルでゆっくりと過ごしてもそれはそれでいいからと自分に言い聞かせました。
スーツケースとその他
スーツケースとリュックでなるべく身軽に!
スーツケースは機内持ち込みのできるサイズ。軽いソフトタイプ。(雨の場合に備えてカバーも外側のポケットに入れています)
リュックはまぁまぁの大きさのデイバックです。(現地での街歩きに使います)
そして、スーツケースには帰りに荷物が増えてもいいようにいつもMILESTOのポケッタブルトートバック18Lを入れておきます。
①手持ちも肩掛けもできるし、
②背面はキャリーハンドルに通して固定でき、
③空港で荷物を預けたい時などファスナーの金具部分が鍵がかかる仕様で安心です。
④生地も強度と撥水性を兼ね揃えたポリエステル!
⑤現地でちょっとした街歩きする時にも使えるので本当に便利な愛用品です。

ポケッタブルで小さく

鍵がかかる

スーツケースに密着

MILESTOのポケッタブルトートバック18Lはオススメです!
準備を終えて
その他モロモロの旅の持ち物をあれこれ考えてなんとかパッキングができました。
それにしても、パソコンとスマホとガイドブックを見ながら、たくさんの時間と労力をかけました。
誰も頼る人はいない、1人で解決しなければならない旅を私が選んだので、念入りに、慎重に準備をしました。
空港までスワンナプーム空港から都市部まで行けるかな?入国審査は?ホテルでチェックインできる?ごはんはどうする?……などなど、出発前は不安がいっぱい。
最後は「無事に帰ってきたらそれでよし!」「まずは、一歩踏み出すことに意味があるのだ」など、どんどん自分に甘くなっていました。

だって、ひとり旅だから自分が納得すればいいのです
コメント