私が一人旅に挑戦してみたいと思い始めたのは、10年くらい前アメリカに留学していた娘に、一人で会いに行った時からです。
私自身も20代初めにオーストラリアで半年程過ごした事があり、元々旅好きだったのですが、結婚後、主婦、嫁、子育てに明け暮れてたまに行く家族旅行を楽しむ他、『私だけの為の旅』の発想すらありませんでした。
何より子供達の学費の為のパート勤務でした。
アメリカからひとり帰国した後から、よくひとり旅の妄想をしていました(^ ^)
でも、実際に行動できたのは7年後。タイに初めて一人で旅しました。
私のようにいつか一人旅をしてみたいと思っているシニア女子の方に参考にしていただけたら嬉しいです!
シニアになって経験欲が増してくる
若い頃は旅行は誰と行くのか がとても重要でした。
気の合う友達とわいわい楽しく。一応観光にも行くけどお喋りの方が楽しくて今となったらあまり覚えていません(^^;
そんな旅ももちろんいい思い出達です。
今、シニアと言われる年代になると、
あの素晴らしい景色に実際に立ってみたい!
あの仏像を目の前で見たい!
あの国の巨大な空港を散策したい!
あの路線の電車、バスに乗ってみたい!
観光地でなくても異国や国内でも知らない土地の日常を感じてみたい!などなど、、、
私は経験したい!気持ちが強くなってきました。
日程が自由に決められる
殆どの友人は仕事をしています。
有給休暇などを使って日程を合わせることももちろん可能です。
ふたりでの旅行はまあまあ合わせやすいです。が、これが、3人、4人ともなると、、、
シニアとはいえ皆家庭があり、我が家の場合と違ってご主人の予定次第の友人もいます。
もう年に1回行けたらいい方です。
そうこうしているうちに時間は矢のように早く過ぎていくのです。シニアは!!
ほんのちょっとの勇気で、違う世界の扉が開きます(^^)/
子供の事を気にしなくて済む
これがいいですよね!
もう成人した子供達です。
私の場合二人とも東京にいるので私が何をしようとどこに行こうと、全く関係ありません。
夫と義父がいますが、義父に何かあれば夫が対応してくれます。
まだ家族みんなで暮らしていた頃だと、自分だけ旅行に行くことはできますが、いろいろと気になります
ご飯のこと、部活や塾に関すること。
家に帰ったら、休む間もなく家事が待っています。
今は、帰宅したら、とりあえずゆっくりします^ ^
シニア女子の私には、動き回った後の休養は必須です!
100%自分の興味で行動できる
例えば、旅先の町の、道を目的地に向かって歩いていたとします。
小さな路地があったとして、そこの先に何があるのか見てみたいと思ったら
もし何もなくても、ひとりだと満足して元の道に戻るだけです。
誰かと一緒だと、
「この路地気になるから行ってみたい!」
「うん、いいよ、行ってみよう!」
「何もなかったね。ごめんごめん」
「いいよ、いいよ」
友達や家族との旅では、こんな会話も楽しみのひとつです。
ただ、ひとり旅だと自分の足の向くまま自由に動き回って、誰に断りをいれることもないのです。
多少体調が悪くても気楽に決行できる
発熱していたり、外を歩けないほどの体調が悪ければキャンセルや延期しますが、
前日や当日に、ちょっと疲れ気味でアクティブに動き回れないかもしれない不安があったとしても、
一人旅だと気楽です。
自分が予定を決めるわけですから^ ^
ホテルで一日休んでいてもOK!
そんな時の為に、読みかけの文庫本や、趣味の作りかけの刺繍を持っていきます。
家にいたら、なかなかじっくり時間を取れないので
それも全然アリ!!
気が向かなかったら無理はしません。
ホテルでの部屋の使い方も超自由!
いつお風呂に入っても、
いつお手洗いに行っても、
いつ洗面所でお肌のお手入れをしても、自由。
次に使う人のためにその都度気を使う必要がない。
どこでスーツケースを開けてもいい。
ハンガーも全部自由に使います。
これって本当にストレスフリーです。
好き放題に部屋を使いますが、チェックアウトで部屋を出る時は、
綺麗に綺麗にします。
どんなに散らかっていても、出るときに綺麗に片付いていればそれでいいんです(^_-)
好きなだけチェックできる
これは、私の性格的なことですが、、
まあなんと言いますか、おっちょこちょいです。。。
よく、切符は?とか 携帯は?とか移動中に不安になります。
なので、そんな時は、立ち止まってちゃんと確認したいのですが、
誰かと一緒だと我慢することも多いです。
ひとり旅だと自分しかいないので、気になったらすぐ確認します。
しっかりした人には当てはまらないでしょう^^;
まとめ
私がここで言う『ひとり旅』は、ひとりツアー参加ではなく個人手配の旅のことです。
準備も楽しみのひとつで、そこからもう旅は始まっています。
まだまだ慣れていなくて、緊張しますし、不安もあります。
寂しさも感じますし、特に食事をするときは分かち合えないので、
簡単に済ませることも多いです。
でもその「寂しさ」と「自由度」を比べると少し『自由度』が勝ってしまうのです。
私は寂しいと思ったら、グループLINEに投げかけたりします。
そうしたら、暇な誰かが相手をしてくれて何人かで臨場感ある楽しい会話もできます。
便利な世の中です。
シニアになると、今までいろんな事を乗り越えてきて、経験値も高いからこそ旅先の小さなことでも楽しめると感じてます。
私は、一人旅をやってみたいと思い始めて実際行動に移すまで7年かかりました。
シニアになりましたが、ちょうど良いタイミングになったと思っています。
体力さえあれば、まだまだこれからです(^ ^)
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