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還暦を過ぎ7年ぶりの海外ひとり旅 台湾へ①

旅が好き

「今年こそ海外ひとり旅」と思いながら、もう11月

2025年11月。

今年は7年ぶり海外ひとり旅を決行しようと思っていたのに、気がつけばもう11月。

「どうしよう、どうしよう」とウダウダしている自分に、

「いつまで考えているのよ」

と、自分で思っていました。

YouTubeで見た台湾が、なぜか気になっていました。

台北には以前行ったことがある。

それなら、今度は台北から高雄まで新幹線に乗ってみようか。

そう思いながらも、またそのまま何日も過ぎていきました。

そんなある日、本屋で気になった本を買いました。

台湾南部の都市屏東の本
思わず書店で手に取った台湾南部の本

南部の高雄とは少し違うけれど、この本をきっかけに、台湾南部への興味がだんだん固まっていきました。

さすがに、そろそろ行動しなければ。

今動かないと、ずっと動けないかもしれない。

来年のフットワークを軽くするためにも、今思い切ってチャレンジしないと。

どんどん歳を取るんだから!

そう思って、ようやく具体的に旅の計画を始めました。

 私が考えた台湾ひとり旅のルート

じっくり考えて決めたルートは、

福岡から台北へ。

台北では、以前行きそびれていた故宮博物院だけを訪れて一泊。

その後、台湾の新幹線高鉄」で台南へ移動し、台南で2泊。

帰国便は朝7時の早朝便なので、前日に高雄へ移動して、空港近くのホテルにもう1泊。

そして翌朝、高雄から成田空港へ。

成田空港からは、東京都美術館で開催されていたゴッホ展を見るために上野へ向かいます。

その後、羽田空港へ移動し、夕方の便で福岡へ帰る。

今思えば、4泊5日にずいぶん詰め込んだ旅程です。

でも、このときはこれで完璧だと思っていました。

 予約してしまえば、もう行くしかない

まずは、キャンセルができるホテルから!

台南高雄の宿を予約しました。

次の日には、エバー航空の航空券も予約。

ここまで来たら、もう行くしかない。

進み出した! がんばれ、私

出発日は11月24日。

最後に台北のホテルを予約したのが11月7日でした。

もっと早く決めていれば、航空券もホテル代も、多少は安くできたと思います。

でも、なかなか決断できない日々を送っていました。

それでも、予約を済ませてしまえば、気持ちは切り替わります。

あとは、出発に向けて準備するだけです。


 出発前の準備

まずは服装を考え、その他の持ち物を準備。

出発日が近づいたら、海外旅行保険にも入りました。

私が使用しているクレジットカードには結構手厚い海外旅行保険が付いていますが、それだけでは万が一のときに少し不安なので、私はいつも補填する意味で、最低限の保険に入るようにしています。

そして、台湾旅行に向けて調べていたのが、台湾のオンライン入国カード「TWAC」です。

台湾は2025年10月から入国手続きが完全オンライン化され、紙の入国カードに代わって「TWAC(台湾入国カード)」への事前登録が必須になりました。私が旅した当時は到着日を含む3日前からの申請でしたが、2026年6月からは7日前から申請できるように変更されたそうです。余裕を持って準備できるようになったのはうれしいですね。出発前にサクッと登録を済ませておくと現地での手間が省けて安心です。

印刷して準備したもの
  • 航空券のEチケット
  • 台北と高雄のホテルの予約詳細(Booking.com)
    台南のゲストハウスの予約詳細(Expedia)
  • TWAC(台湾入国カード)
  • 海外旅行保険の契約証

 出発までの2週間、体調を崩してしまった

予約を済ませてから、出発するまで約2週間。

私は、体調を崩してしまいました。

一旦は回復したように見えたのですが、また徐々にきつくなってきました。

久しぶりの海外ひとり旅で、ただでさえド緊張しているのに、体調不良なんて……(泣)

でも、ここまで予約して、旅の準備を整えて、かなりのエネルギーを使ってきました。

熱はない。

ただ、だるい。

風邪のぶり返しだと思うけれど、動けないわけではない。

すべてにおいて不安でした。

でも、キャンセルなんて嫌です。

いろんな薬やサプリをどっさり持って、予定通り決行することにしました。

 2025年11月24日 いよいよ出発

2025年11月24日 エバー航空、12時15分発、台北行き。

当日になると、不思議と気も引き締まり、シャキッとしてきました。

不安のほうが大きい。

でも、ワクワクする気持ちも出てきました。

チェックインをして、保安検査を抜け、出国手続きへ。

このときの「開放感」が、私はたまらなく好きです。

これを味わうために旅に出るのかもしれない。

最近は、そう思うほどです。

 いきなり水筒をなくす

順調に搭乗し、機内食も食べ過ぎないように加減しながら美味しくいただきました。

機内食

食事のあと、ハーブティーを入れた水筒をリュックから取り出そうと、手を伸ばしました。

リュックの両脇にはポケットがあり、片方に入れておいたはず。

ところが、何度触っても水筒がありません。

えー 確かにここに入れたのに

その水筒は300mlしか入らない、細長くて軽いもの。

この旅のために購入したものでした。

小さい割に値段もそこそこ高かったけれど、小さなバッグにも入るし、これからも使えそうで気に入っていました。

それを、しょっぱなからなくしてしまった。

ガッカリです(泣)

触ってもいないのに、小さすぎてどこかにするりと落ちてしまったのだろうか。

でも、落ちたら音もするだろうし、どうして気づかなかったんだろう(泣)

体調のこともある。

前途多難の予感です……。


「これ、あなたの水筒ですよね?」

無事に台北の桃園国際空港に着陸。

もうガッカリしても仕方ない。

水筒のことは、ひとまず忘れよう。

そう気を取り直したときでした。

「これ!」

前の座席の女性が、私の水筒を差し出してくれたのです。

どうやら座席の下に落ちて、前の方のエリアまで転がっていたようです。

「着いたら渡そうと思っていて、遅くなってごめんなさい」

そう言ってくれました。

「わぁ、よかったー!ありがとうございます。こちらこそごめんなさい」

この水筒です(泣)嬉しくてなぜか写真をとる(笑)

水筒が戻ってきたことも嬉しかった

でも、それ以上に、

旅の始まり早々、知らない人とちょっとしたやり取りができたことが嬉しかった。

さっきまでのガッカリした気持ちが、ふっと軽くなりました。

まだ台湾に着いたばかり。

この先、いったいどんな旅になるんだろう。

この時は、これから始まる旅が、こんなにもスムーズにいかないものになるなんて、まだ知る由もありませんでした。

私の台湾ひとり旅は、まだ始まったばかりです

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