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シニア台湾ひとり旅⑥ 無事に帰宅。「やっぱりこのベッドが世界一」

旅が好き

台湾ひとり旅、最終日。

この日は、なんと朝4時起きです。

朝7時の便なので、国際線だし、2時間前の5時くらいには空港に着いていたい。

となると、4時起き。

なんと、無茶なプランを立ててしまったのでしょう。今になって思えば、体調を崩していた私には、かなり厳しいスケジュールでした。

高雄空港へ

早朝のホテルのロビーはシーンとしていて、外はまだ薄暗い。空港まではホテルから近いのですが、受付の方がタクシーを勧めてくださったので、呼んでもらいました。

最終日、もちろん疲れは残っています。

それでも、ここ数日は無理をせず、休み休み、薬を飲みながら行動してきたので、体調はだいぶ回復していました。

そしてなんとか、ここまで来ました。

空港に着いてチェックインを済ませ、搭乗。
機内食も、まだ用心して、消化の良さそうなものだけ選んで食べました。

そして、朝7時。

高雄空港を飛び立ち、成田空港には予定どおり11時25分に到着しました。

成田から東京へ

成田空港に着いて、まず私がしたこと。

スーツケースを自宅へ宅急便で送りました。

翌日には自宅に届く予定です。

必要なものだけをリュックに入れて、スーツケースとはここでお別れです。

これでかなり身軽になりました。
今日一日は、リュックひとつで動きます。

身軽になったところで、京成スカイライナーに乗って上野駅へ。

そこから徒歩10分ほどで、東京都美術館に向かいます。

今回、東京に立ち寄ったのは、以前から楽しみにしていた『ゴッホ展』を見るためでした。

ところが……

人が多い!

正直、疲れていたせいもあり、あまり集中して見ることができません。

「無理だぁ」と、すぐに人混みから外れました。

その時、誰もいないコーナーで惹かれる絵に出会いました。

『マチュランの庭、ポントワーズ』

それは、印象派「ピサロ」の絵でした。

しばらく誰もいないその絵の前に立っていました。その時の私は、その絵に癒されました。

出会ったような気がしました。

その後は美術館のレストランも人が多かったけど、どこかに移動する気力もなくて、列に並びました。

同世代シニアの女性お友達同士やご夫婦が多く、おしゃべりされている様子を見ると、ひとりで待つ私はちょっぴり寂しさも感じます。

しばらく待って中に通されると、窓に向かうひとり席に座ることができました。

ここに座ると両隣がおひとり様。ちょっとホッとします。そして、外の景色を眺めながらゆっくりランチを食べていると、段々と元気が出てきます。

レストランを出た後、美術館から駅への道は紅葉も綺麗でしたが、それを味わう余裕もなく先へ急ぎます。

あとは福岡へ帰るだけ

もう、どこにも脇目も振らず、次は羽田空港へ。

福岡に、どんどん近づいていく。

JR上野駅から浜松町まで。そこからモノレールに乗り換えて、やっと羽田空港に到着しました。この頃には、気持ちもずいぶん軽くなっていました。

あとは、福岡への飛行機に乗るだけ。

そして、ついに福岡空港に着陸!!

迎えに来てくれていた夫に「ただいまー」と言いながらリュックを渡したとき、

心からホッとしました。

ああ、帰ってきた。そんな気持ちでした。

やっと我が家へ

自宅に着いて、夜、自分のベッドに横になったとき。思わず、こう思いました。

「やっぱりこのベッドが世界一だ」

今回の台湾ひとり旅は、思い描いていた旅とは、かなり違うものになりました。

体調を崩し、予定を変更し、何度も迷って、何度も失敗しました。

それでも、旅の途中で出会った人の優しさに触れたり、思いがけない出来事があったり。

予定どおりにいかなかったからこそ、心に残ったこともたくさんありました。

無事に帰ってこられて、本当によかった!

次の日

ピサロのあの絵がどうしても気になり、

検索して見つけました。

金色の額縁に入った「マチュランの庭、ポントワーズ」のアートポスター

そして、迷わずポチっと!

高価なものは買えないけど、このアートポスターだったら(笑)
ダイニングの壁に飾って、あの日のことをたまに思い出します。

これで、私の「還暦を過ぎて海外ひとり旅」が本当に終わりました。

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