3泊4日のバンコクひとり旅も、いよいよ最終日
この日は「あそこへ行こう」という予定を決めず、気の向くままに歩くことにしました。
有名な観光地には行かなかったけれど、振り返ると一番、私が思う「旅らしい」と感じた一日だったかもしれません。
※この記事は2019年の旅の記録です。当時つけていた旅の日記をもとに、その時の出来事や感じた事を書いています。交通機関やサービス内容、料金などは現在と異なる場合があります。
最後の日に気づいたホテルの最高の場所
朝は早めに朝食へ行こうと思っていたのですが、なぜかあまりお腹が空きません。
それなら…と、滞在中一度も行っていなかったプールへ。
すると…

「えっ、なにここ!最高!」
チャオプラヤー川を眺めながらの静かなプール。
昨日の夕方、ホテルへ戻ってから部屋でのんびり過ごしてしまったことを、本気で後悔しました(笑)。
もっと早く来ればよかった…。
旅では「また今度」が意外ともったいないのかもしれません。
荷物を先に送るという大正解
朝食を終えて部屋に戻ると、ゆっくり荷造り。
その時ふと思いついたのが、成田空港に到着したあと、アメリカン・エキスプレスの手荷物宅配サービスを利用して、スーツケースをそのまま福岡へ送ることでした。
実は私は、このあとすぐ福岡へ帰るわけではありません。
東京で友人や子どもたちに会い、3泊してから福岡へ戻る予定。
だから東京では身軽に動けるようにしておきたかったのです。
結果、この作戦は大成功。
「思いついてよかった!」と、自分をちょっと褒めたくなりました。

最後のパッキングです。この時点では、最終日を身軽に動けるよう、リュックは必要最低限の荷物だけ。成田空港に着いたら、お土産などをリュックに移し、東京で使う荷物だけを持って行動する予定でした。
降りたことのない駅で途中下車
チェックアウトを済ませ、荷物をホテルに預かってもらいます。
ここまでまた帰ってきて、最後ホテルからはタクシーで空港まで向かうことにします。
ということで、また無料ボートで街へ向かいます。
「今日はどこへ行こうかな。」
そんなふうに考えながら、今まで降りたことのない駅で途中下車してみました。
エカマイ駅の近くには、ピンクガネーシャ行きのバスが出るバスセンターがあります。
ガネーシャは見に行きたかったけど、調べる限り、電車ではなくバスになります。
今回はそこまでバスで行く勇気と時間はありませんでしたが、いつか行くかもしれないので、せめて雰囲気だけでも見てみようと歩いてバスセンターまで行ってみました。

写真で見るよりずっと活気があり、不思議と昔の日本を思わせるような空気。
知らない場所を歩くだけでも、十分楽しいものですね。
マンゴーライスはおいしい。でも…
歩いている途中、新しいショッピングモールを見つけました。
暑かったので涼みに入ると、おいしそうなマンゴー専門店を発見。
「そういえば、まだマンゴーライスを食べてなかった!」
もちろん注文。
マンゴーは甘くて最高。

でも…
やっぱり甘いもち米は私には重たかったようで、食べ終わる頃には少し胸焼け。
前回、娘と来た時も同じだったことを思い出しました(笑)
次からは、マンゴーだけ楽しもうと思います。
迷わなくなった自分に気づく
エカマイからトンローへ。
そこから一駅分だけ歩いてみました。
旅の初日は、駅名を見るだけでも緊張していた私。
Grabもうまく使えず、右も左も分からなくて不安ばかりでした。
それが最終日には、電車も迷わず乗れるようになり、街の雰囲気も少しずつ分かるようになっていました。
ほんの数日なのに、そんな小さな成長を嬉しく思いながら、足取り軽くはじめての道を歩いていました。
マッサージと石鹸
帰りは、慣れた船着場からホテルの隣の綺麗な巨大なショッピングモールアイコンサイアム行きのフリーボートに乗り、涼みながらお土産を探すことにします。
目的のものが見つからず、「どうしようかな」と思っていると、まだ飛行機まで時間があります。
それなら、と最後にタイマッサージ。

アイコンサイアムの中のタイマッサージ店。
このメニューが店頭にあり、軽い気持ちで入ることができました。
歩き疲れた体がほぐれて、体力も回復し、
これからのフライト前にドンピシャの癒しになりました。
その後、アイコンサイアムを出て、ヒルトンの向かい側にあるセブンイレブンへ寄ってみると…
探していた商品を発見!
天然ハーブと南国の花々の香りが特徴の
タイの老舗ブランドのParrot Botanical石鹸です。
日本で、この石鹸がタイのセブンイレブンにも売っているとの情報を得て、お土産にたくさん購入したいと思っていました。
私、タイの石鹸好きなんです。
最後にちゃんと見つかってくれました!!
最後までタイらしかったタクシー
急に雨が降り出し、ホテルへ戻って空港へ向かいます。
ホテルのポーターさんに確認すると、
「高速代も全部込みで500バーツ。」
よし、安心。
ところが、高速道路へ入る直前。
運転手さんがニコニコしながら、
「75バーツ。」
……あれ?
全部込みじゃなかったの?
一瞬そう思いましたが、もう旅も終わり。
「まあ、いっか。」
笑いながら75バーツを渡しました。

最後に乗ったのはこのタクシー
天井には各国の紙幣がびっしり貼ってあります
最後まで、タイらしい出来事でした(笑)。
おわりに
最終日は、有名な観光地を巡ったわけでも、特別なイベントがあったわけでもありません。
でも、
「もっと早くプールに来ればよかった。」
「荷物を先に送って正解だった。」
「もう電車で迷わなくなった。」
「次はこのバスセンターからガネーシャ行きのバスに乗ろう」
「最後までタイらしいなぁ。」
そんな小さな発見が積み重なって、忘れられない一日になりました。
そして旅は、ここで終わりではありません。
このあと東京へ向かい、友人や子どもたちと過ごす3日間が待っています。
ひとりで思いきり自由を楽しんだバンコクと、大切な人たちに会う東京。
どちらも楽しめたからこそ、今回の旅は私にとって、とても充実した時間になりました。
55歳で思い切って飛び込んだ、初めての海外ひとり旅。
出発前は、不安でいっぱいでした。
でも帰る頃には、「また一人で海外へ行きたい」と思える自分がいました。
出発前の心細い顔をした私に、今ならこう伝えたいです。

大丈夫。いい旅になるから!
そんな気持ちで、私はバンコクをあとにしました。


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